About Our Seminar
ゼミ活動について
*毎週のゼミナールについて
ゼミは、毎週2限分連続して開かれる予定です。 なお、サブゼミ等は基本的にありません。人数にもよりますが、ゼミ生はそれぞれ、各学期1回ほどのリポートを行います。
各回2〜3名のリポーターが選ばれ、与えられたテーマの中から問題を設定し、メディアセンターやインターネットで資料を収集、検討し、それに対する考察や解決策を考え、約20ページほどのレジュメを制作します。
リポーターが制作したレジュメをゼミの場で発表し、ゼミ生、教授全員でそれに対するディスカッションをすることが、ゼミの活動の中心です。
*2020年度のゼミ活動について
2019年度は、三年生しかいなかったため、木曜4限の1コマでゼミをしていました。しかし2020年度は、3年生・4年生合同で2コマ(3時間程)になる予定です。
What is a "Seminar?"
担当者が考える「ゼミ」とは
わがゼミのモットーは「半学半教」
時には担当者自身が、学生側から思いもしなかった論点を突きつけられることもあります。ゼミナールとは、研究と議論を通じて社会の問題点に気づき、疑問を出し合い、教員や学生相互が質問し合うことによって、お互いの問題意識と分析力を磨き、共有する場であると思います。
近年、単に資格を取ることや就職のことだけを短絡的に考える学生が、増えているように感じます。しかし大学で学ぶ意味は、単なる知識の暗記や、資格試験のための受験勉強ではありません。
大学の学問とは、「思考すること」を学ぶ場です。
つまり「問題発見→ 構想をたてる→ 資料収集→ 分析→ 問題解決」といった力を養うことが、究極の目的なのだと思います。言い換えれば、どのような領域やテーマを通じてであれ、当該研究を通じて「思考する」ことの意味を知ることが、目的なのです。
このような力は、単に知識を暗記したり、ただ受け身でいたのでは養われません。
社会的な問題に対して、学生自らが、各々の問題発見能力・資料収集力・分析力、そして問題解決能力を磨き、みずから挑戦する。それがゼミナールだと思います。
ゼミとは勉学の面のみならず、一生涯にわたり深いつき合いができる人間関係を作る場です。
心の温かい、向学心のある学生さんと共に学びたいと思います。